私たちについて

ヴォイスメンテナンススタジオJ&Jは、

その名の通り「声の健康」を保つことを第一に考え、

声帯に負担を掛けずに発声するためのトレーニングを行う場所です。

このスタジオで行われるヴォイストレーニング “ATONOメソッド” は、

声楽家故後野仁彦が築き、

その効果を「はぎの耳鼻咽喉科」院長萩野仁志が医学的に解明している、

科学的な根拠を持つ「健康的な発声法」です。

声に関するお悩みには、様々な原因があります。声帯結節や麻痺など何かしらの病状がある場合は、「はぎの耳鼻咽喉科」での治療と並行して、病状に最適なトレーニングを提案します。

音声に関わる器官や機能に上記のような問題がなくても、声が出にくいという症状はよくあるものです。この場合、ヴォイストレーニングでは大いに改善が見込まれます。声が出る仕組みに沿った身体の使い方を知り、その動きを習得することで声が出しやすくなります。

また、ヴォイストレーニングや歌のレッスンを受けている方の中には、「指導の際の注意が感覚的でよくわからない」といった悩みもあると思います。

ATONOメソッドでは、故後野仁彦と萩野仁志との長年の共同研究により、喉に負担をかけることなく、より自由な発声をするには「どう動くべきか」が明確です。そのため、基本的な姿勢や呼吸法から、口の開け方など細部に至るまで、出来る限り具体的な動きでご指導致します。

発声に悩める全ての方が対象です。全く歌を歌ったことがない方から、様々なジャンルの歌手やアナウンサー、声優など「声」を仕事で使うプロの方まで、どんな方でも、症状と目的に合ったトレーニングを致します。まずはお気軽にお問い合わせください。

Yoshihiko Atono
後野仁彦

バリトン（ヴォイストレーナー）

経歴

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業
1986～1989年イタリアミラノに留学
2000年「後野仁彦イタリアを歌う」と題してアルバムをリリース

2004年「医師と声楽科が解き明かす発声のメカニズム」を耳鼻咽喉科医師萩野仁志と共著で上梓

2011年「国際芸術連盟音楽賞」受賞

2016年「音楽音響研究会」（電気通信大学）においてATONOメソードの成果発表をおこなう

2017年「人生最高の声を手にいれる６つのステップ」（音楽の友社）を耳鼻咽喉科医師萩野仁志と共著で上梓

第3回カンツォーネ・コンコルソ、クラシック部門第1位
第5回クラシック音楽コンクール全国大会入賞
高　丈二、A・ロフォレーゼ、V・ボローニの各氏に師事

はぎの耳鼻咽喉科専属ヴォイストレーナー

ヴォイスメンテナンススタジオJ＆J主宰

profile

Hitoshi Hagino
萩野仁志

耳鼻咽喉科専門医

はぎの耳鼻咽喉科院長

昭和音楽大学、愛知県立芸術大学で音声学の講師を担当した後に現在では当スタジオの担当顧問に専念している

経歴

1985年　東海大学医学部卒業
1995年　はぎの耳鼻咽喉科開業

音声専門外来を開設し声楽家や役者の方などの対応を長年続ける
2010年頃から上咽頭擦過治療（EAT）を積極的に診療に取り入れる
2016年頃から堀田修先生の率いる日本病巣疾患研究会に所属しながら自律神経失調を伴う耳疾患患者、

腎疾患や難治性の皮膚疾患、各種の自己免疫疾患患者さんにEAT治療を応用
自身が専門の音声疾患領域でもEAT治療は幅広く取り入れている

2023年現在　
各種研究会や学会などで「耳鼻咽喉科診療における漢方薬の役割」などの講師を務め、
EAT治療や東洋医学的な診療実績について積極的に学会報告をしている