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9/19発声指導の会おさらい②

皆さまこんばんは。

さぁ、昨日のブログで軟口蓋について新たに場所を確認しました。


その軟口蓋、5つの筋肉に作用されて動く仕組みなのですね。

今日はその6つの筋肉たちをおさらいしていきましょう。

以下レジュメから👇

・軟口蓋には2つの挙上筋、口蓋帆挙筋と口蓋垂筋がある。

・軟口蓋には2つの下制筋、口蓋舌筋と口蓋咽頭筋がある。

・軟口蓋にはもう1つ、口蓋帆張筋という筋肉がある。



挙上筋というのは持ち上げる筋肉ってことですね。スタジオJJの現在の認識では、軟口蓋は上げて使いたいので、挙上筋である口蓋帆挙筋と口蓋垂筋を使えればOKです。ただ、口蓋垂筋はかなり力が弱めなので、口蓋帆挙筋を使うというのがよいかと思いますというお話でした。


では、どうやったら使えるのか・・・

確認方法は2つあります。

①あくびをするときに動く筋肉が口蓋帆挙筋なんですね。なので、あくびをしてみましょう♪

②口をあけて顎を固定したまま「ん・が・ん・が」と繰り返すと「が」の時に使えます♪


軟口蓋が上がる様子は口を開けてライトを当てるとかなりよく見えるので、見ながら確認して筋肉の使い方を覚えていっても良いですね。


5つある筋肉のうちとにかくこの口蓋帆挙筋が使えればOKなのですが、1つ要注意な筋肉もあるよってお話でした。

それが、「口蓋帆張筋(こうがいはんちょうきん)」です。

この筋肉は働くと張る性質で、その結果、軟口蓋を横に引き伸ばして硬くしてしまいます。

そうなると、音声としては「作った声」のような硬く力の入った音質になってしまうとのことでした。


もえか先生がその声を少し出してくれたのですが、確かに口蓋帆挙筋を使ったときと比べると作った声だなという感じがしますが、比べずにいるとこれもこれでありなのか・・・と少し惑わされてしまうような声でした。


口蓋帆挙筋をつかって軟口蓋を持ち上げ、息がすべて口腔を通るようにすることでアンチフォルマントを生み出さないってことですね♪


ぜひあなたの口蓋帆挙筋を意識してみてください。

それと同時に口蓋帆張筋も使ってみると、より違いがわかってよいかと思います。



軟口蓋・・・歌にとってはとっても大切な場所ですね。

上手に付き合っていきましょう。


身体の仕組みを知って自由に歌えますように。



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