9/19発声指導の会おさらい①
- studiojj0
- 2024年10月5日
- 読了時間: 2分
皆様こんにちは。
スタジオJJです。
9/19の発声指導の会を少しずつおさらいしていきましょう。
テーマは「軟口蓋」でしたね。
口腔と鼻腔の分かれ道~軟口蓋~
軟口蓋が持ち上げられると鼻腔への道が閉じ(つまり全部の息は口から出る)
舌根が持ち上げられると軟口蓋とくっついて口腔への道が閉じる(つまり全部の息は鼻から出る)
軟口蓋をどう使うかで、鼻と口からどんな割合で息が出るか決まるんですね。
スタジオJJでは、鼻腔を通った声は、ちょっと声が吸収されて音が小さくなっちゃうよねってことですべて口腔を通った声を推奨してます(異論は大いに認めます!ここ議論していきたいところです。)
なので、軟口蓋は上に持ち上げて上咽頭につけたいと・・・じゃあ持ち上げるのにどんな筋肉を使うのかというと「口蓋帆挙筋(こうがいはんきょきん)」がベストとのお話でした。
では、「口蓋帆挙筋(こうがいはんきょきん)」はどこにあるのか・・・の前に一度「舌根・軟口蓋・上咽頭」の場所を確認しておきましょうね。
上咽頭は図にあるとおり。
青い〇が軟口蓋です。舌で上の歯の後ろからずっと上顎を後ろへなぞっていくと硬いところからやわらかいところに代わると思うのですが、そのやわらかいところが軟口蓋です。
緑の〇が舌根です。舌のつけ根ってことですね。ここが上がると軟口蓋とくっつき、下がると軟口蓋は上がるので軟口蓋と舌根はシーソーみたいな切り離せない関係なんです。
次回は「口蓋帆挙筋(こうがいはんきょきん)」含め、軟口蓋に関係する筋肉をおさらいしていきましょうね。
皆様が身体の仕組みを知って自由に歌を歌っていけますように。