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舌とフォルマントのおさらい

こんにちは♪

新百合ヶ丘にあるボイストレーニングスタジオ、スタジオjjです。


さて、次回発声指導の会のテーマ「舌」

皆さんは普段、舌の動き方についてどんなことを考えていますか?


発声指導の会ではこれまで舌とかかわりの多いテーマでもいくつか講義をしてきました。

今回は「フォルマント」の会から舌とのかかわりについておさらいです。


フォルマントというのは「声のエネルギー」のことです。

そのエネルギーの高いところを拾っていって、低い周波数の方からから第一フォルマント、第二フォルマント・・・と呼んでいます。

ちょっと難しいですよね・・・

でも最近は携帯のアプリなんかでも簡単にこのフォルマントがみれるらしいです。

はぎの耳鼻咽喉科っでもフォルマントの計測のソフトがあるので、音声外来にいらした際には計測します。


第一フォルマントと第二フォルマントは母音を形成する

第三~第五フォルマントが3000Hzあたりにすごいエネルギーででると通りやすい声(シンガーズフォルマント)


というのを頭に入れておけばよいかなと思います。


それで、舌との関係としては・・・

第一フォルマント

・第1フォルマントは顎の開きと舌の高さに依存する

・顎の開きが大きければ大きいほど、第1フォルマント周波数は上昇する

・舌の位置が高ければ高いほど、第1フォルマント周波数は下降する


第二フォルマント

・第2フォルマントは舌の形状と前後位置に依存する

・舌が前にあればあるほど第2フォルマント周波数は上昇する



この第一と第二で母音が形作られるので、どの母音を出したいかというのは舌の位置や形を変えることで作られるということになりますね。

母音は性別でもちょっとフォルマントの出方が違うので、要注意です!


この図を見ると、例えば女性の「a」は第一フォルマントは1000Hzちょっと上ぐらいで、第ニフォルマントは1500Hzぐらいってことですね。


ふぅ・・・ちょっと長くなったので第三フォルマントについてはまた明日✋





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