息を吸う筋肉=吸気筋
それのほとんどを占めているのが
①横隔膜
②外肋間筋
というお話を前回した気がします・・・(3歩あるいたら忘れてしまう性格💦)
今日は横隔膜のお話ちょっとしていきたいなって。
以前サルの解剖をしたときに見た横隔膜は、ほんとうに筋肉ってより膜って感じでした。
ちょうどラップみたいな厚さと丈夫さでした。
膜と筋肉ってなにが違うのかというと確か性質だったような・・・
そして筋肉にも種類があって
自分の意志で動かせる筋肉=随意筋
自分の意志で動かせない筋肉=不随意筋
でもこの横隔膜はどちらかちょっと意見の割れる筋肉らしいです。私は不随意筋かなって思ってます。
だってひゃっくりをいまだに自分の意志で止められないんです(笑)
あれ?ひゃっっくり?しゃっくり?
さて、横隔膜で押さえておきたいのは
・横隔膜は肺の底辺を覆うドーム型の筋肉である
・息を吸うときには横隔膜は働き、中心から外側に 向かって引っ張られるため、ドームの天井が低くなり、肺の底辺を広げる
・横隔膜が働いている時でも、ドーム型は崩れない →一番下の肋骨より下に横隔膜がくることはない
・呼吸時の空気量と横隔膜の動きは比例する →横隔膜を動かさないで息を吐くことは不可能
ちょっと見えにくいかもだけど、胸郭の底辺についている筋肉が横隔膜。
上から見るとハートの形です♡
歌ううえでびっくりなのは必ず呼吸時の空気量に比例して動くってことですね。なので、横隔膜がとどまったまま息を吐くってことはできないわけです。逆に言えば横隔膜が動けば必ず息が吐かれたり吸われたりするってことですね。
さぁ今日も横隔膜にたくさん活躍してもらって息を吸ったり吐いたりしていきましょう!