外肋間筋の性質で大切なことを書き忘れてました。
それは・・・
・外肋間筋は呼吸時の空気量に比例しない
つまり、息を吐きながらでも外肋間筋を働かせることができるんです!
これは声を仕事にする方には朗報!!!
吸気筋の主な筋肉である横隔膜と外肋間筋。
横隔膜は呼吸に比例して動いてしまうため、呼気のコントロールは外肋間筋の収縮度合いに関係している。つまりどれだけ毎日トレーニングを積んだところでコントロールできるものではないのですね。
それに比べて外肋間筋はトレーニングを積めば息を吐いているのに、さも吐いていないかのように胸郭を広げたままいらる。つまり吐く息を止めるように吐くことができるので圧力がかかって速い息が吐けるんですね。
え?ちょっと難しい・・・何言ってるのって思った方、ぜひレッスンや発声指導の会でもお待ちしてます♡
声を出すときに息を吸う筋肉である外肋間筋を使うということは、息が吐かれているのを止めるという作用になるので、少ない量の速い息を吐くという結果につながるわけです。
この「速い息」を安定して吐き続けられることというのが割と歌の命題かなと最近思っているので。
息を吸うときはもちろん、吐く時にも外肋間筋を使っていきましょう!